NotebookLMを「第二の脳」にしなかった理由。Codex×Obsidianと比べてわかった向き・不向き
「第二の脳」を作るなら、GoogleのNotebookLMとローカルに保存するObsidianのどちらが良いのでしょうか。筆者は2026年2月、Codexから触りやすいことを理由にObsidianを選びました。
この記事は2026年2月11日に公開した比較メモを、翌日の2026年2月12日付の記録として再構成しています。NotebookLMは2026年7月16日にGemini Notebookへ改称されたため、現在の名称と変更点も補足します。
決め手は「どのAIから触りたいか」だった
NotebookLMは、渡した資料をもとに質問したり、要点をまとめたりすることが得意なサービスです。一方、ObsidianはMarkdownファイルを自分のパソコンに保存するメモアプリです。
筆者が欲しかったのは、情報を読む専用サービスより、CodexやClaude CodeなどのAIエージェントが日々の作業と同じ場所から触れられるメモでした。ローカルファイルなら、検索、書き換え、分類、別形式への変換まで一続きに頼めます。
NotebookLMが合わなかった理由
2026年2月当時、筆者の主な作業環境からNotebookLM内の情報へ直接触れにくいことが気になりました。情報をためても、使うAIを変えたときに同じ資産をどう活用するかが見えにくかったのです。
反対にObsidianのファイルは一般的なMarkdownです。アプリを変えても読み出しやすく、バックアップやGit管理もしやすい点が安心材料でした。
NotebookLMが劣っているわけではない
用途が違います。複数の資料を読み比べ、出典を確認しながら理解したい場合はNotebookLMの方が分かりやすいことがあります。授業資料、調査レポート、会議資料など、対象となる資料がはっきりしている場面に向いています。
Obsidianは、日記、作業ログ、思いつき、URLなど、まだ用途が決まっていない情報を長くためる場所に向いています。整理の自由度が高い代わりに、保存場所やバックアップは自分で考える必要があります。
選び方は「何を入れるか」で決める
- 決まった資料を深く読みたい:Gemini Notebook
- 日々のメモを長く育てたい:Obsidian
- Gemini中心でGoogleのサービスを使う:Gemini Notebook
- CodexやClaude Codeからローカルファイルを操作したい:Obsidian
どちらか一方に統一せず、原本はObsidian、特定テーマの調査はGemini Notebookという併用もできます。
2026年7月20日時点の補足
Googleは2026年7月16日、NotebookLMをGemini Notebookへ改称しました。独立したリサーチサービスである点は維持しつつ、GeminiアプリやGoogle検索との連携を広げ、ノートブックごとの安全なクラウドコンピューターやコード実行も順次展開すると説明しています。
そのため、2026年2月時点に感じた「Google内に閉じた資料置き場」という印象は変わり始めています。ただし、自分のファイルをどのAIからでも扱いたいという理由でObsidianを選ぶ考え方も、引き続き有効です。
名称変更後の詳細はNotebookLMがGemini Notebookへ変わったポイントでも解説しています。
参考情報
公式情報の確認日:2026年7月20日