Gemini Notebookとは?
Gemini Notebook(ジェミニ・ノートブック)は、Googleが提供する資料読み込み特化型のAIツールです。2023年にProject Tailwindとして始まり、「NotebookLM」の名前で広まりましたが、2026年7月にGemini Notebookへ改称されました。
PDF、Webページ、YouTube動画、音声、Googleドキュメントなどを追加すると、その資料について質問したり、要約や学習資料を作ったりできます。普通のGeminiが幅広い知識で答える相談相手なら、Gemini Notebookは「渡した資料を読み込んだ専属の司書」です。
資料を根拠に答えるのが最大の特徴
Gemini Notebookの回答には、参照した資料の箇所が示されます。どこに書かれていた内容かを元資料へ戻って確認できるため、複数の論文、会議資料、マニュアルなどを横断して読む用途に向いています。
資料から音声解説、動画、学習ガイド、マインドマップなどを作れることも特徴です。「読む」以外の形式へ変換することで、移動中の学習やチーム内の情報共有にも使えます。
NotebookLMから何が変わる?
名前が変わっても、独立した資料調査ツールであることは変わりません。そのうえで、ノートブックをGeminiアプリから利用し、独立したGemini Notebookとの間で同期できるようになりました。Googleは今後、検索のAI Modeからもノートブックを使えるようにする予定です。
さらに、ノートブックごとの安全なクラウドコンピューターでコードを実行し、資料内の数値を計算・分析する機能も展開されています。提供時期は契約プランによって異なります。
「第二の脳」としての使い方
仕事の資料、調査メモ、過去の記事などをテーマごとのノートブックへまとめると、自分専用の知識ベースになります。AIが内容を探し、比較し、別の形へ整理してくれるため、単なる保管庫ではなく「資料と一緒に考える作業場」として使えます。
ObsidianはMarkdownファイルを自分の手元で長期管理すること、Gemini Notebookは読み込ませた資料をAIで分析・変換することが得意です。どちらか一つに決めず、保管はObsidian、集中して読む資料はGemini Notebookという分業もできます。
使ううえでの注意点
資料に基づくAIでも、表の読み違いや要約の抜けは起こり得ます。重要な内容は、回答に付いた出典から元資料を確認しましょう。機密資料や個人情報を扱う場合は、組織のルールと利用プランのデータ取り扱いも確認してください。