AIじてんのアイキャッチをChatGPT Imagesで作ってわかった、画像生成の指示と修正のコツ

複数のアイキャッチ画像を虫眼鏡と鉛筆で確認しているイラスト

AIじてんでは、記事のアイキャッチ画像をChatGPT Imagesで制作しています。最初は抽象的なビジュアルで統一していましたが、一覧に並べると記事ごとの差が伝わりにくい。そこで途中から、コップの表面張力でMacの容量不足を表したり、パソコンの横でトンカチを振る手元でAI開発を表したりと、少しジョークの効いた方向へ切り替えました。

複数の記事画像を同じシリーズとして作ってみてわかったのは、良い画像を一発で当てることより、何を揃えて、何を変えるかを先に決めることが重要だということです。

最初に固定するのは「世界観」

記事ごとにゼロからテイストを変えると、サイト全体が落ち着きません。AIじてんでは、暗めの背景、温かい照明、少し古い印刷物のような質感、顔を見せず手元を中心にする画角を共通ルールにしました。

固定する要素は、次のように言葉へ分けておくと再利用しやすくなります。

  • 画材・質感:落ち着いた手描きイラスト、紙の粒子感
  • 色:黒、焦げ茶、くすんだ金色を中心にする
  • 光:デスクライトのような柔らかい暖色
  • 人物:顔は入れず、手と胴体だけ
  • 比率:ブログ用の横長16:9、1280×720px
  • 文字:画像内には入れない

ここが決まると、新しい記事では「主役となる比喩」だけを考えればよくなります。

記事ごとの差は「一枚で伝わる比喩」で作る

抽象的な光や図形はAIらしさを出しやすい反面、サムネイルでは似た画像に見えます。差別化に効いたのは、記事の内容を身近な物や動作へ置き換えることでした。

  • Macの容量不足:水があふれそうなコップ
  • AIで何を作ったか:パソコンの横で木を組み立てる手
  • 二つのAIの比較:左右の手にオレンジとブドウ
  • モデルの階層:太陽・地球・月の天体模型
  • 最上位AIを使い切る:ゴールテープを切るランナー

「AI」「性能」「比較」のような抽象語をそのまま描かせず、コップ、果物、道具、スポーツなど、誰でも知っている物へ翻訳するのがコツです。少し大げさなくらいの比喩が、一覧ではちょうどよく働きます。

左右と動きを具体的に指定する

比較画像なら「向かって左にオレンジ、右に青いブドウ」、ランナーなら「左から走ってきて、体は右向き」のように、画面上の位置まで指定します。「二つを比較している感じ」だけでは、重要な要素が重なったり、意図と逆に配置されたりします。

画像内にノートパソコンを置く場合も、「左手前に開いたノートPC」「右側に主役のモチーフ」と書くと構図が安定します。主役、位置、向き、動作の四つをセットで伝えると、修正回数を減らせます。

人物は顔を出さないほうがシリーズ化しやすかった

人物の顔は視線を集める一方、記事ごとに顔立ちや表情が変わると、そこだけが強く目立ちます。AIじてんでは、手元へカメラを寄せ、顔を画角から外す方針にしました。

これには、人物の印象を固定しすぎず、読者が自分を重ねやすい利点もあります。顔を消すだけでなく、「首や手は自然な肌の色と質感にする」「顔が入らない位置までカメラを寄せる」と伝えると、不自然な人体表現も避けやすくなりました。

修正は全体を作り直さず、一点だけ頼む

気に入った構図が出たあとに、長いプロンプトを最初から書き直すと、良かった部分まで変わります。「画角はこのまま、カメラだけ寄って顔を外す」「後輩の首だけ、手と同じ肌の質感にする」のように、残すものと直すものを明示するのが有効でした。

ChatGPT Imagesは画像をアップロードして修正内容を文章で伝えられ、範囲を選んだ編集もできます。完成品を一度で出す道具というより、会話しながらアートディレクションする相手と考えると使いやすくなります。

まとめ:プロンプトより先に編集方針を作る

シリーズ画像で大切なのは、毎回うまいプロンプトを書くことではありません。統一する世界観、記事ごとに変える比喩、顔を出さないなどの禁止事項、修正時に残す部分を決めておくことです。

AIじてんでは、抽象的なAI画像から、身近な物で内容を語る画像へ変えたことで、一覧の読み分けがしやすくなりました。画像生成AIを「絵を描く人」だけでなく、「同じ編集方針で何度も相談できる制作パートナー」として使うと、サイト全体の見え方まで整えやすくなります。

参考:OpenAI「Images in ChatGPT」。機能・仕様は2026年7月時点の情報です。

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