記事は自分で書き、面倒な作業はAIへ。Codex・Antigravityを執筆アシスタントにする方法

ノートに文章を書く人の手と、資料整理を手伝う機械の手のイラスト

AIに記事を書いてもらうというと、タイトルから本文まですべて自動生成する姿を想像しがちです。しかし筆者が2026年春にしっくりきていたのは、文章の中心は自分で書き、面倒な周辺作業をAIへ任せる使い方でした。

この記事は2026年5月1日に公開した実践メモをもとに、当時の翌日である2026年5月2日付の記録として再構成しています。製品の現在地については記事末に2026年7月20日時点の補足を入れました。

AIを「代筆者」ではなく「編集アシスタント」にする

筆者は記事本文をゼロからAIに書かせるより、自分で書いた文章の誤字脱字、言い回し、構成の重複を確認してもらう方が相性が良いと感じています。体験や感想は本人にしか書けませんが、文章の抜けや読みづらさを探す作業はAIが得意です。

この役割分担なら、筆者らしい温度感を残しながら、公開前の確認にかかる時間を短くできます。AIの提案をすべて採用せず、「どこが気になったのか」を聞いて自分で直す使い方でも十分です。

特に時短になった4つの作業

1. 記事へ画像を挿入する

画像をまとめたフォルダと記事のMarkdownCodexに渡し、文章とファイル名を照らし合わせて適切な位置へ画像を入れてもらいます。画像の内容をもとに代替テキストの案も作ってもらえるため、単純作業をかなり減らせました。

2. 推敲と確認項目を洗い出す

誤字脱字だけでなく、「初心者に説明が足りない言葉」「同じ内容を繰り返している箇所」「タイトルに対して答え切れていない箇所」を挙げてもらいます。全文を書き換えさせず、問題点だけを一覧にしてもらうのがコツです。

3. 記事からアイキャッチの案を作る

記事本文を読ませて、中心となる比喩を一つ選ばせます。そのうえで画像生成用の指示書を作ると、内容から離れた雰囲気画像になりにくくなります。画像生成そのものより、「この記事を一つの物に例えると何か」を考えてもらう工程が役立ちました。

4. 書き出せないときだけ叩き台を作る

構成が決まらないときは、過去記事を複数渡して叩き台を作ってもらうこともあります。その文章をそのまま公開するのではなく、他人の原稿を読むように眺め、自分が書きたいことを見つけるために使います。

最初に任せるなら「公開前チェック」がおすすめ

いきなり記事全体を任せる必要はありません。まずは次のような短い依頼から始めると、自分に合う距離感が見つかります。

  • 誤字脱字と固有名詞の表記ゆれだけを挙げてください
  • 初心者に説明が必要な言葉を抜き出してください
  • 同じ内容を繰り返している段落を教えてください
  • 記事内の画像に使える、身近な比喩を3案出してください

AIへ渡してよい情報かは別に確認する

原稿にクライアント名、公開前の企画、個人情報、契約上外部へ出せない内容が含まれる場合は、そのままAIへ渡さない方が安全です。サービスのデータ設定だけに頼らず、匿名化や利用許可も確認しましょう。送信前にはAIに貼る前チェックも利用できます。

2026年7月20日時点の補足

元記事を書いた時点では、CodexやGoogle Antigravityを主にローカルのファイルを扱うAIとして使っていました。その後、Codexはデスクトップアプリ、CLI、IDE拡張、クラウドなど利用場所が増え、Antigravityもスタンドアロンアプリ、IDE、CLI、SDKを持つ構成へ広がっています。

入口が変わっても、「本人にしか書けない部分は自分で書き、機械的な作業と確認をAIへ任せる」という分業はそのまま使えます。まずは面倒だけれど判断が簡単な作業を一つ渡すのがおすすめです。

記事の比喩を画像生成の指示書にする

記事の中心となる物や場面が決まったら、構図、光、色、避けたい表現まで順番に整理できます。できあがった指示書は、使っている画像生成AIへそのまま貼り付けられます。

画像生成指示書メーカーを使う

参考情報

公式情報の確認日:2026年7月20日

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