AIエージェントからGmailもカレンダーも。「gogcli」でGoogleサービスを操作できるようにする

ノートPCの横で封筒とカレンダーにつながる二本のレバーを操作するイラスト

AIエージェントを使い込むほど欲しくなるのが、GmailやGoogleカレンダー、GoogleドライブといったGoogleサービスへのアクセスです。筆者は「gogcli」というツールを導入して、CodexClaude Code、AntigravityからGoogle各種サービスを操作できるようにしました。

gogcliとは?

gogcliは、Googleの各種サービス(Gmail・カレンダー・ドライブ・連絡先など)をCLI(コマンドライン)から操作できるオープンソースのツールです。話題のOpenClawを作ったsteipete氏によるツールで、CLIで動くということは、そのままAIエージェントの「手足」になるということです。

導入すると、「明日の予定をカレンダーに入れて」「ドライブのあのファイルを探して」といった指示を、普段使いのAIエージェント経由で実行できるようになります。

導入のコツ:手順はAIに教えてもらう

導入は、gogcliのGitHubページのURLをAIエージェントに渡して「これの設定方法を教えて」と頼むのが最short距離です。おおまかな流れは次の5ステップになります。

  • gogcliのインストール(Homebrew経由)
  • Google Cloudプロジェクトの作成と、使いたいサービスのAPI有効化
  • OAuth(認証)アプリの設定とクライアントIDの取得
  • 資格情報ファイル(JSON)のgogcliへの登録
  • Googleアカウントでの認証ログイン

Google Cloudまわりの手順は初見だと戸惑いますが、つまずくたびに画面の状況をAIに報告すれば導いてくれます。認証途中で「このアプリはGoogleで確認されていません」という警告が出ますが、これは自分専用のテストアプリなので想定どおりの表示です。

注意:資格情報の扱いはていねいに

導入の過程で扱う資格情報ファイル(JSON)やアカウント認証は、自分のGoogleアカウントへの鍵にあたります。ファイルを人に渡さない・公開の場所に置かないという基本は守りましょう。AIに与える権限が強力になるほど、この意識は重要になります。

まとめ:類似ツールより「全部入り」が正解だった

筆者は直前にカレンダー専用のCLIツール(gcalcli)を導入したばかりでしたが、gogcliが完全に上位互換でした。これから導入するなら最初からgogcliをおすすめします。

AIエージェントがGoogleサービスに手が届くようになると、スプレッドシートへの出力やメールの下書きなど、日常業務との連携が一気に広がります。のちに紹介するGoogle Analytics解析との組み合わせも強力です。

本記事は、筆者が運営するブログ「ディレイマニア」で公開した検証メモをもとに、AIじてん向けに再構成したものです。

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