CLIとは?
CLI(Command Line Interface/コマンドラインインターフェース)は、文字の命令を入力してパソコンを操作する方式です。アイコンやボタンをマウスで操作する画面をGUIと呼ぶのに対し、CLIでは「ターミナル」というアプリにコマンドを打ち込んで作業します。
黒い画面に文字が並ぶため難しく見えますが、考え方はシンプルです。たとえば「このフォルダの中身を見せて」「このツールを実行して」と、決められた短い言葉でパソコンへ頼んでいます。
なぜ今も使われている?
- 同じ操作を何度でも正確に繰り返せる
- 複数の処理をつないで自動化しやすい
- 画面を開かず、遠隔のコンピューターも操作できる
- 実行した命令を文章として残し、共有できる
クリック操作は直感的ですが、同じ手順を100回繰り返すのは大変です。CLIなら一つのコマンドやスクリプトにまとめられます。開発者向けツールにCLI版が多いのは、この再現性と自動化のしやすさが理由です。
AIとの相性がいい理由
CodexやClaude CodeのようなAIコーディングエージェントは、CLIを通じてファイルの確認、プログラムの実行、テストなどを行います。文字で表された命令と結果はAIにも読み取りやすく、「実行→結果を確認→次の命令を考える」という流れを作りやすいからです。
GmailやGoogleカレンダーを操作するgogcliのように、普段は画面で使うサービスへCLIからアクセスできるツールもあります。CLIは人間だけでなく、AIにサービスを操作させるための入り口にもなっています。
初めて使うときの注意点
CLIには、ファイルをまとめて削除するような強いコマンドもあります。意味のわからない命令をそのまま貼り付けず、「何を対象に、何が変わるのか」を確認してから実行しましょう。最初は現在地の確認や一覧表示など、内容を読むだけの操作から慣れるのがおすすめです。