n8nとは?
n8n(エヌエイトエヌ)は、複数のアプリやAPIをつなぎ、繰り返し作業を自動化するワークフロー作成ツールです。名前は公式に「n-eight-n」と発音されます。
画面上に「ノード」と呼ばれる部品を並べ、メールを受信したら、添付ファイルを保存し、AIで要約し、結果をチャットへ送る、といった処理を組み立てます。少ないコードで始められ、必要な部分だけJavaScriptやAPIを使って細かく調整できます。
どんな自動化ができる?
- フォームの内容をスプレッドシートやデータベースへ保存する
- 定期的にWebや社内データを取得し、レポートを作る
- メールやチャットへ通知を送る
- OpenAI、Claude、Geminiなどのモデルで文章を処理する
- AIエージェントに検索や外部ツールを使わせる
決まった順序で動く通常のワークフローと、AIが状況に応じて使う道具を選ぶエージェントを組み合わせられます。メール送信などの重要な操作では、人間の確認を挟んでから実行する構成も作れます。
ChatGPTやZapierとの違い
ChatGPTなどの会話型AIは、主に人間の指示へその場で答えます。n8nは、きっかけ、処理の順番、接続先、失敗したときの動きまで決め、同じ仕事を繰り返し実行するための土台です。
ZapierやMakeも同じ自動化ツールです。n8nは細かな分岐やデータ加工を組み立てやすく、公式クラウドだけでなく、自分のサーバーへ設置するセルフホストも選べます。ただし、n8nは公式にfair-codeライセンスと説明されており、一般的なオープンソースと同じ条件とは限りません。
使うときの注意点
自動化には、Gmail、Google Drive、データベースなどへアクセスする認証情報が必要です。必要以上に強い権限を与えず、開発用と本番用を分け、認証情報をワークフロー本文や公開ファイルへ直接書かないようにします。
AIエージェントへ送信、削除、公開などを許可すると、誤った判断が実際の操作につながります。最初はテストデータで動かし、実行履歴とエラー通知を用意し、取り消せない操作には人間の承認を残しましょう。セルフホストする場合は、更新、バックアップ、公開範囲、セキュリティも自分で管理します。