チャットボットとは?
チャットボットとは、チャット(文字の対話)形式で人とやり取りするプログラムの総称です。「チャット」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、Webサイトの問い合わせ窓口から、ChatGPTのような高度な対話AIまで、幅広いものが含まれます。
昔のチャットボットと今のチャットボット
生成AI登場以前のチャットボットの多くは、「この単語が来たらこの答えを返す」というルールやシナリオをあらかじめ人間が用意する方式でした。決まった質問には答えられますが、想定外の聞き方をされると「わかりません」を繰り返しがちで、もどかしい思いをした人も多いはずです。
これに対して、LLMを頭脳に持つ現在のチャットボットは、質問の意図を文脈から理解し、その場で自然な回答を組み立てられます。ChatGPT・Claude・Geminiなどはこの新世代の代表です。
身近な活用例
- 企業サイトやLINE公式アカウントの自動問い合わせ対応
- ECサイトでの商品案内・注文サポート
- 社内ヘルプデスク(経費精算のやり方、規程の確認など)
- 自治体の窓口案内、ごみ分別の質問対応
使い分けの視点
実務では、正確さが最優先の定型質問にはシナリオ型、柔軟な対話が必要な相談には生成AI型、と使い分けたり組み合わせたりします。生成AI型は自然な反面、ハルシネーション(もっともらしい間違い)のリスクがあるため、公式回答が必要な場面では回答の根拠を自社資料に限定するなどの工夫(RAG)が使われています。
なお、チャットボットという言葉自体はかなり広い意味で使われており、文脈によって「昔ながらのシナリオ型」を指すことも「最新の対話AI」を指すこともあります。導入事例やニュースを読むときは、どちらのタイプの話かを見分けると誤解がありません。
これから自分で試すなら、まずはLINE公式アカウントの応答機能や、ChatGPTのカスタム機能あたりが手軽な入り口です。