App Intentsとは?
App Intents(アップ・インテント)は、アプリが持つ機能やデータを、Siri、ショートカット、Spotlight、Apple Intelligenceなどから利用できるようにするAppleの開発者向けフレームワークです。
たとえば、タスク管理アプリが「今日のタスクを表示する」「新しいタスクを追加する」という操作をApp Intentとして公開すると、利用者はアプリを開いて画面を操作しなくても、Siriやショートカットから実行できます。
初出とWWDC26での変化
App IntentsはWWDC26初出ではありません。AppleはWWDC22で、アプリの操作をシステムへ提供するSwiftネイティブの新しいフレームワークとして発表しました。
WWDC26ではSiri AIとの連携がさらに重要になり、App Schemasを使ってアプリ内の人物、場所、ファイル、操作などの意味をSiriへ伝える仕組みが拡張されました。これにより、画面に表示されている内容への質問や、複数のアプリをまたぐ操作につなげやすくなります。
何のために使う?
- Siriからアプリの機能を音声で実行する
- ショートカットへアプリ独自の操作を追加する
- Spotlightからアプリ内の情報を検索する
- ウィジェットやアクションボタンから操作する
- Siri AIがアプリの情報を理解し、適切な操作を選べるようにする
APIやツール呼び出しとの違い
一般的なAPIは、別のプログラムから機能を呼び出すための窓口です。App IntentsはApple製品のシステム機能へ、アプリの操作とその意味を伝えることに特化しています。
AIに操作を任せる場合でも、実行してよい範囲、確認が必要な操作、個人情報の扱いを設計する必要があります。送信、購入、削除など元に戻しにくい操作には、利用者の確認を入れることが重要です。