カスタム指示とは?
カスタム指示(Custom Instructions)は、AIに毎回伝えたい前提や回答ルールを、あらかじめ保存しておく機能です。たとえば、初心者向けに説明する、結論から書く、日本語で回答する、表を使いすぎない、といった希望を複数の会話へ反映できます。
ChatGPTでは設定の「パーソナライズ」から登録できます。似た仕組みは他のAIサービスにもあり、プロフィール、応答設定、ユーザー指示など別の名前で提供される場合があります。文字数や適用範囲はサービスと契約プランによって異なります。
何を書けばいい?
- 自分の仕事や、AIを使う主な目的
- 想定する読者と、説明の難しさ
- 希望する文体、長さ、見出し、箇条書きの使い方
- 守ってほしい表記、禁止事項、確認方法
- 情報が足りないときの進め方
長い自己紹介を詰め込むより、「いつも共通する条件」だけを残すと使いやすくなります。案件名、締切、今回だけの資料など、その会話にしか関係しない情報は通常のプロンプトへ書きます。
プロンプト・メモリ・GPTsとの違い
プロンプトは、その場の質問や依頼です。カスタム指示は、複数の会話で繰り返し使う回答方針です。AIのメモリは、会話から好みや事実を記憶し、後の回答へ利用する仕組みで、利用者が書いたルールだけとは限りません。
GPTsは、特定の目的に合わせた独立したChatGPTを作る機能です。専用の指示、知識ファイル、ツールを組み合わせられます。通常のChatGPTへ自分の好みを反映するならカスタム指示、特定の仕事専用のAIを共有したいならGPTs、という違いがあります。
うまく使うコツと注意点
設定後は、いつも通りの短い質問で回答を試し、効きすぎるルールや矛盾する指示を減らします。「必ず三つ提案する」のような強い指定は、単純な質問にも適用されて回答が不自然になることがあります。
カスタム指示は秘密を保管する場所ではありません。パスワード、APIキー、顧客情報、公開したくない個人情報は入力しないでください。また、設定した指示が必ず守られるとは限りません。重要な文章、契約、公開操作などは、最後に人間が確認しましょう。