Fable 5で実際に何を作った? 2週間の制作物を全部公開してみる

ノートPCの横で木の模型をトンカチで組み立てる手元のイラスト

Fable 5、結局みんな何に使ってるの?」——SNSでも盛り上がったこの話題。他人の活用例はアイデアの宝庫なので、筆者も7月に入ってからFable 5で作ったものを公開します。何かのヒントになればうれしいです。

WordPressテーマと「デザインハーネス」

最初に取り組んだのはWordPressテーマの制作でした。長年実現できていなかった友人からの依頼に、ようやく着手できました。

ここでの最大の収穫は、テーマそのものより「デザインハーネス」を整備できたことです。デザインハーネスとは、デザインの品質やトーン&マナーがばらつかないようにするための制約・ルール集のこと。AIに丸投げすると「カッコいいけど、みんなが作るものと似たり寄ったり」になる問題への、筆者なりの答えです。

この仕組みとFable 5の行間を読む力が組み合わさって、思い描いたとおりのサイトを作れるようになりました。副産物として、この短期間でサイトを7〜8個制作。スピードも質も明らかに上がっています。

動画のテロップ編集フローの整備

映像制作向けのツールも開発中です。こちらは製品化を狙うと品質のハードルが高く難航中ですが、「自分用ツール」としてはテロップ編集の時間を3割ほど削減できる見込みまで来ました。

悩ましいのは、自分用ツールがそのまま製品にはならないことです。特定のソフトと環境を前提にした仕組みは、売り物というよりノウハウに近い。AIで「自分専用の道具」を作るのは簡単になった一方、「他人に売れる製品」への距離は別問題だと痛感しています。

クリエイター向けのWebツール群

運営中の音楽素材サイト向けに、クリエイター向けの小さなWebツールをいくつも作りました。世の中にありそうな定番ツールもあれば、あまり見かけないニッチなものも。AIでツール開発のコストが下がったことで、「ニッチすぎて今まで誰も作らなかったもの」が作れるようになったのは大きな変化です。

Obsidianの「秘書化」が前進

年初からAIとノートアプリObsidianを組み合わせて「秘書」を作ることを目指してきましたが、いまひとつ形になっていませんでした。Fable 5に相談したところ、仕組みの整備だけでなく使い方の指導までしてくれて、大量のドキュメントが残りました。

筆者の運用がまだ追いついていないくらいですが、仕組みと資料が残ったことで、今後は普段のモデルでも運用を続けられます。ここでも「賢いAIには仕組みを作らせる」が効きました。

まとめ

ほかにも請求書ツール(未完成)、事業戦略のブレスト、ジャーナリングなど、いろいろ試しました。並べてみると、単発の成果物より「仕組み」や「フロー」への投資が多かったことに気づきます。期間限定の賢いAI、何に使うか迷ったら「自分の仕事の仕組みづくり」がおすすめです。

本記事は、筆者が運営するブログ「ディレイマニア」で公開した検証メモをもとに、AIじてん向けに再構成したものです。

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